サーバー・ドメイン設定とホームページ公開の仕組み:初心者でもわかる徹底ガイド

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ハーマ先生

は~い!今日の講義を担当させていただくハーマ先生です!
ハーマ先生って誰やねんと思ったら記事の最下部に説明書いてあるから見てね~
(投げやり)

目次

世界一わかりやすい!~講義形式で学ぶサイト制作~:第7回

ハーマ先生

こんにちは!今日は、サーバーとドメインをどのように使ってホームページを公開するのか、その仕組みを詳しく解説していくよ。わかりやすく、順を追って説明するから安心してついてきてね!

サーバーやドメインって難しそうだけど、どんな役割があるんだろう?

ウィーブ・ウェブ君

1. サーバーとドメインの基本的な役割

ハーマ先生

まず、サーバーとドメインがどんな役割を持っているかを知るのが大事だね!

  • サーバー: サーバーは、あなたが作成したウェブサイトのデータ(画像、テキスト、HTMLファイルなど)を保管する場所です。サーバーは、家のようなもので、あなたのウェブサイトのデータが安全に格納され、誰でもアクセスできるようにしてくれるんだ。
  • ドメイン: ドメインは、ウェブサイトの「住所」のようなものです。例えば、「example.com」のように、ユーザーがアクセスする際に使う名前がドメインです。ドメインがないと、ユーザーはサーバーに保存されているウェブサイトにたどり着けません。

サーバーが家で、ドメインが住所なんだね。じゃあ、どうやって設定して公開するの?

ウィーブ・ウェブ君


→おすすめのサーバー会社についての詳細はこちら(第9回)もご確認ください
→おすすめのドメイン会社に関してはこちら(第8回)もご確認ください

2. ホームページが公開される流れ

ハーマ先生

ウェブサイトを公開するまでの基本的な流れは以下の通りだよ。

ステップ1: ウェブサイトを作成する

まずは、HTML、CSS、JavaScriptなどを使ってウェブサイトを作成します。これが、見た目や動作の部分を決めるフロントエンドです。最近では、WordPressのようなCMS(コンテンツ管理システム)を使うことも一般的です。
例: WordPressを使うと、コードを書かなくてもテーマやプラグインを使って簡単にサイトを作成できます。


→HTMLの詳細はこちら(第11回)
→cssの詳細についてはこちら(第12回)
→JSの詳細についてはこちら(第13回)

ステップ2: サーバーにウェブサイトのデータをアップロードする

作成したウェブサイトのファイル(HTML、CSS、画像など)をサーバーにアップロードします。これには、**FTPソフト(FileZillaなど)**やサーバー提供会社が用意する管理ツールを使います。レンタルサーバーの場合は、XserverやConoHaのようなプロバイダを選んで契約します。

サーバーにアップロードするんだね。でも、どうやってサーバーにアクセスするの?

ウィーブ・ウェブ君

ハーマ先生

サーバー管理画面やFTPソフトを使って、ウェブサイトのデータをアップロードするんだよ。これで、ウェブデータがインターネット上に公開される準備が整うんだ。

ステップ3: ドメインを取得する

ウェブサイトが公開されるためには、ドメインが必要です。ドメインは、お名前.comムームードメインなどのプロバイダから取得できます。ユーザーがウェブサイトにアクセスする際に、ドメインを使ってそのサーバーにアクセスできるように設定します。

ステップ4: ドメインとサーバーを紐づける

次に、取得したドメインとサーバーを紐づけます。これには、DNS(ドメインネームシステム)を使って、ドメインが指定したサーバーのIPアドレスに向かうよう設定します。

  1. DNS設定: ドメインプロバイダの管理画面で、サーバー側のネームサーバー(DNSサーバー)情報を入力します。たとえば、Xserverを利用している場合、以下のようなネームサーバーを設定します:
    • ns1.xserver.jp
    • ns2.xserver.jp
    • ns3.xserver.jp
  2. プロパゲーション期間: DNSの変更がインターネット全体に反映されるまでに、数時間から最大48時間かかることがあります。この期間をプロパゲーションといいます。

3. サーバーの具体的な機能

ハーマ先生

サーバーはただデータを保管するだけじゃなく、色々な機能を持っているんだ。

  • データの保存: ウェブサイトのすべてのファイルを安全に保管します。HTMLファイル、画像、データベース(WordPressの場合)などがここに保存されます。
  • リクエスト処理: ユーザーがブラウザでドメインを入力すると、サーバーはリクエストを受け取り、ウェブページのデータを返します。これによって、ウェブページが表示されます。
  • スクリプトの実行: PHPやPythonなどのプログラムもサーバー上で実行されます。これにより、動的なコンテンツ(例えば、問い合わせフォームの送信やブログの投稿管理)が可能になります。

4. ドメインとDNSの仕組み

ドメインが住所みたいってことはわかったけど、DNSって何なの?

ウィーブ・ウェブ君

ハーマ先生

DNS(ドメインネームシステム)は、ドメイン名をIPアドレスに変換して、ユーザーを正しいサーバーに案内するシステムだよ。

DNSの役割

  • IPアドレスとの対応: インターネット上のサーバーは、実際にはIPアドレスという数字で識別されます。しかし、ユーザーが「192.168.1.1」のような数字を覚えるのは難しいため、DNSがドメイン名をIPアドレスに変換してくれます。
  • ネームサーバーの働き: ネームサーバーは、ドメイン名と対応するIPアドレスを管理するサーバーのことです。たとえば、「example.com」を入力すると、ネームサーバーが「このドメインはXserverのIPアドレスに対応している」と案内してくれるんだ。

5. SSL証明書とセキュリティ

ハーマ先生

次に、SSL証明書の話をしよう。これは、サイトのセキュリティにとって重要なんだ。

SSL証明書の役割

  • 通信の暗号化: SSL証明書は、サイトとユーザー間の通信を暗号化して、外部からの盗聴や改ざんを防ぎます。これにより、ユーザーは安心してデータを送受信できるんだ。
  • HTTPS対応: SSL証明書が導入されているサイトは、アドレスバーが「https://」で始まり、鍵マークが表示されます。これが、サイトが安全であることを示します。Xserverなどのサーバーでは、無料でSSL証明書を簡単に設定できます。

6. まとめ

ハーマ先生

今日は、サーバーとドメインの役割から、ウェブサイトがどのようにして公開されるのかを詳しく解説したよ。しっかり理解できたかな?

まとめのおさらい:

  1. サーバーはウェブサイトのデータを保存する場所であり、ユーザーのリクエストに応じてウェブページを提供する。
  2. ドメインは、ユーザーがサーバーにアクセスするための住所のようなもの。これがないと、ユーザーはウェブサイトにアクセスできない。
  3. DNSがドメイン名をIPアドレスに変換し、ユーザーを正しいサーバーに誘導する。
  4. SSL証明書は、通信を暗号化してサイトのページ全体の流れを説明すると、次のような形になります:
  1. SSL証明書の取得: ウェブサイトの運営者は、信頼された証明書発行機関(CA)からSSL証明書を取得します。証明書には、サーバーの公開鍵、ドメイン名、証明書の有効期間などが含まれています。
  2. SSL証明書のインストール: サーバーにSSL証明書をインストールします。これにより、ウェブサイトは暗号化通信を行う準備が整います。多くのレンタルサーバーでは、無料のSSL証明書(Let’s Encryptなど)を提供しており、簡単にインストールできる機能が備わっています。
  3. ブラウザとサーバー間の暗号化通信開始:
    • ユーザーがサイトにアクセスすると、ブラウザはまずSSL証明書をサーバーから受け取ります。この証明書に含まれる公開鍵を使って、暗号化された通信を行う準備をします。
    • サーバーは、ブラウザに対して暗号化の鍵(公開鍵)を渡し、双方が安全な通信が行えるようにします。この鍵交換により、通信内容が外部から盗聴されたり、改ざんされたりするリスクが軽減されます。
  4. HTTPSプロトコルの使用: SSL証明書が適用されると、サイトのURLが「http://」から「https://」に変わります。アドレスバーには鍵アイコンが表示され、ユーザーはこのサイトが安全な通信を行っていることを確認できます。
  5. 通信の暗号化: HTTPSを使用して、ブラウザとサーバーの間で送受信されるすべてのデータは暗号化されます。これにより、パスワードや個人情報などの機密データが第三者に見られるリスクを避けることができます。

ハーマ先生

SSL証明書を使うことで、ユーザーとの通信が暗号化され、ウェブサイトの安全性が向上するんだよ。今では、GoogleもSSL証明書のないサイトを警告するようになっているから、必須の対策だね!

SL証明書があると、ユーザーも安心して利用できるんだね。これでサイトの信頼性も向上するんだね!

ウィーブ・ウェブ君

SSL証明書の必要性

SSL証明書が導入されているウェブサイトは、暗号化通信を提供し、ユーザーの情報を保護します。現代のインターネットでは、SSLが導入されていないサイトは「保護されていない」と表示されるため、特にユーザーが個人情報を入力する場面では必須です。

  • SEOへの影響: GoogleはSSL証明書を重要視しており、SSLを導入しているサイトはSEOでも優遇されやすくなっています。
  • ユーザーの信頼獲得: サイトがSSL証明書を持っていると、ユーザーは「安全なサイト」として信用しやすくなります。

これで、SSL証明書の役割と通信の流れについてしっかり理解できたね。次のステップでは、実際にSSL証明書を導入してみることをおすすめします。

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この記事を書いた人

合同会社We'veweb(https://weveweb.com)の代表、兼、ブログの管理人やってます!!
趣味は旅行と温泉です!

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